ラオス北部
   Adoventure in the nature

ラオス北部は国道も未整備なところが多く、旅行するのは大変ですが、その分魅力的な観光ポイントが沢山あります。時間に余裕がある旅行者の方々は、是非訪れてみて下さい。古から伝わる生きる知恵や伝統を大切に生活する人々との出会い、自然の偉大さを感じることができる、素朴だからこそ出会えない。そんな地域です。


ラオス北部観光スポット


ポンサリー県  Phongsaly Provice

中国とベトナムに国境を接しているラオス最北端の県。ラオスの桃源郷とも言われているポンサリーの人口は約15万人。20を超える少数民族(イコ、ロマ、アカ、プサン、タイ・ダム、タイ・デン、ヤオ、カモウ、ソロ等)が生活し、それぞれが独自の文化、言葉、宗教など伝統を踏襲している。民族の特徴が最も顕著に表れるのは女性の衣装であるが、町中にはめったに姿を現さないので、ほとんど民族衣装を身につけている人を見かけない。ポンサリー県に陸路で移動する他、ルアンパーバンからウー川を北上し、3日程かけてポンサリー県に入ることもできる

 




ルアンナムター県 Luang Namtha Province

中国とミャンマーに国境を接するルアンナムターは、自然環境、社会文化、歴史とあらゆる面で特徴に富んだ地域である。ルアンナムターから中国(雲南省)へのゲートウェイはボーテン。昨今、多くの旅行者がラオス/中国間を行き来するルートとして人気となっている。この地域は、カム、アカ、モン族など、さまざまな山岳民族が住む地域でもある。また、低地ラーオ族(タイ・ルー、タイ・ヌア、タイ・ダム等)は保護地域の近くの村や、歴史的な町ムアンシンに住む。ムアンシンはかつて、中国雲南省を中心としたシップソンパンナと呼ばれている。

 


ボーケーオ県  Bokeo Province  

ラオス北西部に位置し、タイ・ミャンマーと接している。ボーケーオ県の県庁所在地は、ルアンパバーンからタイをつなぐクルーズ船での旅の出発及び終着地点であるファイサーイである。この場所から、メコン川を渡って、タイ・チェンコーンへ渡ることが可能である。また、ラオス・タイ・ミャンマー3カ国の国境が接するとして有名なゴールデントライアングルも、このボーケーオ県の見所の1つである。

 


ウドムサイ県  Oudom Xay Province

北部は中国と接し、中国貿易の中継地点として中国人の商人や移民も多い。少数民族村も多く、約28万の人口のうちモン、イコーを含む23の民族は現代社会の影響を受けず、独自の伝統文化を受け継いでいる。県都は、ムアンサイ、一般にはウドムサイと呼ばれ、北部ラオスへのトレッキングのベースキャンブとして利用されている。

 


 


サムヌア県 Sam Neua Province

ラオス北東部に位置し、東はベトナムと接しているフアパン県の町。早期からベトナム共産党が浸透し、ラオス人民革命党の活動の中心となった地域で、歴史的にも重要な意味を持つ。サムヌアから1時間ほどの県都ビエンサイには、1960年代ラオス人民革命党のメンバーの住居になった洞窟(カイソーン洞窟、スパーヌウォン洞窟、カムタイ洞窟等)が残されている。又、サムヌアは織物の産地としても有名で、現在では染織の専門家も多く訪れている。

 


シェンクアーン県  Xiengkhang Province

シェンクアーン県最大の見所はジャール平原。大小さまざまの石壷が平野のそこかしこに散らばっている。いずれも巨石を削ってできたもので、大きいものでは高さ3.25mにもおよぶ。酒や米の貯蔵に、また石棺として使用された。など、さまざまな説があるが、石壷のそばから人骨や、ガラス玉、石器などの日用品が発見されたことから、石棺説が有力とされている。しかしながら、今も尚、その壷の用途について、真実は謎に包まれたままである。県都はポーンサワン。旧都はムアンクーンだが、米軍爆撃により破滅され、県都を移した。ムアンクーンの仏教寺院は、16〜19世紀に建てられたものがほとんどだがもう爆撃を受け破壊されてしまった。ワット・ピアワットはかろうじて廃墟の中に仏像を残している。ポーンサワンの北52kmには、ボーニャイ、ボーノーイと2つの温泉がる。いずれも60℃位の湯が湧き出ている。

 

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